新しく出会った人から感じたこと
己書(筆ペンを使った)の幸座(己書の講座をこう呼びます)を行っております。
己書とは自分(己)の字を活かして描く筆ペン教室です。
文字を綺麗に書くことを目的としていません、描くことを楽しむことが第一優先です。
そんな幸座をやり始めて半年、ようやく学ぶ方も増えてきました。
今日は男性お一人参加いただきました。
「お試しです」
北國文化センター南スタジオが会場です。
Wさんは以前も己書を半年近く習っていたということで、いろいろお話をさせていただきました。
半年の経験があるので初めてのコースはいきなり卒業です。
己書以外にも絵手書きや篆刻(てんこく)をやっていらっしゃる。
篆刻とは落款を押印するハンコのようなもので、書道や絵画が完成したとき、作者が自分で作品に署名捺印すること、または押した印影や印そのもののことをいいます。
絵手書きは7~8年も経験しているというので筆とかの知識が豊富です。
絵葉書をやっていて文字がしっくりこなくて己書を習い、落款を押したいので落款を作る篆刻を習うという流れのようです。関連して興味を深堀したということですね
お話を聞いていてとっても勉強になりました。
Wさんは他にもボランティアで金沢市の歴史のことをまとめるグループにも参加していらっしゃるといいいます。
また若いころからの趣味でガンダムプラモデルも作るとか、ますます関心しました。
後期高齢者になったとのことですが、いやいや見た目もお若いのです。
習い事の効果としては何があるでしょうか
することがないと嘆く前に習い事をすると良い効果がたくさんあります
- 新しい生きがいを発見できる
- 自宅で充実した時間を作ることができる
- 新しい人との出会いがあって仲間を作ることができる
- 認知症予防になる
- 新しい行く場所を持つことができる
興味が出るとやってみるといいます、この柔軟な考えを持っていることに尊敬します。
周りのご友人にも同じような方が多いといいます。
己書にはお試しで来られたんですが、逆に私の方がいい波動を私がいただきました。
私の人生の先輩として見習う点が大変多く楽しい時間をいただきました、ありがとうございます。
まとめ
人生100年時代といわれ2023年厚生労働省の「令和4年簡易生命表」によると、2022年の日本人の平均寿命は男性が81.05歳、女性が87.09歳と発表されました。
女性は数年で90歳に達する勢いです。
定年が60歳から70歳、または無定年となる時代背景ですが、あなたは死ぬまで働き続けるか、やりたいことを見つけ挑戦してみるか。どんな人生の終盤を過ごすか自分の考えを立てておくとは大事ですね。