「推し活」という言葉はいつごろから出てきたのでしょうか。調べると2000年前後にAKB48 を中心に始まったようですでに20年数年の歴史があるようです。
私にとって「推し活」って、言葉の意味は勝手に結婚相手を探すこと「婚活」と同じような意味だと思っていました。
よくよく調べてみると「オタク」という言葉の進化した言葉なんですね。又は「〇〇ファン」と同じ意味合いなんですね。
その意味で見ると私は「健康推し活」です。
そこで推し活って、どんな影響を人に及ぼすのかを調べてみたのが本ブログです。
推し活の語源
「オタク」という言葉は1980年代に出てきて何だかネガティブで内向的な趣味を持った人というイメージが高いものだったと思います。姿形のイメージは厚いレンズの眼鏡をかけて細目であんまり綺麗な姿でないものでした(私のイメージですので違っていたらごめんなさい)
それが2000年に入りAKB48が登場し人気を博し、オタクな人たちがAKB48のファンになっていきます。オタクな人たちが支持するアイドルグループとしていったのです。さらに2010年くらいになるとオタクな人たちの暗めのイメージが払しょくされてきて明るいポジティブな感じが加わってきました。
お気に入りのグループやメンバーを自分が推し進める「推しメンバー」という言葉が出てきて、「推し活」へと変化をしていきました。
「推し」とは「推薦」するの言葉からですが、「オタク」は自分が好きで内向的になるものだったのに対して「推し」は人に薦められるということで外交的で明るい感じに変化しています。
推し活の対象
「推し活」の対象はアニメ、アイドル、アイドルグループのみならず、芸能人、歌手、俳優ばかりではありません。
美味しいレストラン、カフェ、スポーツ選手などと幅広いものになっています。
推し活の効果
何かを推している時の人の脳からは神経伝達物質ドーパミン、オキシトシン、セロトニンなどが分泌されていることが判明しています。
これらの伝達物質は、癒しや興奮、モチベーションアップ、幸福感などを感じさせてくれます。
推し活の対象の人や物に直接触れなくても、見たり、聞いたりすることでもいいのです。
スマホの待ち受け画面に貼っておき、見るだけも癒し効果を得られます。
スマホの画面などはメール着信のたびに画像が浮かびあがり、好きな推し活対象だと見るたびに心になんらかの効果があると思います。
この伝達物質の効能からいうと
- リラックス効果
- 幸福感の向上
- アクティブな感覚
- ポジティブ感
- 社会とのつながりを持つことになる(ファンの交流など)
推し活で気を付けること
オタクという状態でもあったかもしれませんが、以下のようなことに気を付けることが大切です。
- SNSなどスマホ活用に目の酷使を避けること。
- 時間を無限に使うようなことは避ける。
- 運動不足にならないように。
- 座位時間が増えて目を酷使しないように。
- 極端になって人に迷惑をかけることがないように。
- お金を散財することのないように。
まとめ
推し活をうまく活用すると、人との交流が広がったりとシニアにとっても良いものになります。社会からの孤立することを回避できて認知症などのリスクを軽減できるとも思います。
反面、極端になると生活面に支障が出てしまい家族関係をギクシャクさせる結果にもなりかねません。いい加減に楽しめる推し活をすることが大事ですね。