生きがいアドバイザーという養成講座、認定試験を受けて資格を頂いた。会の活動で様々な議論、活動に携わる機会が増えきた。活動を通して”生きがい”について、考えることが必然的に多くなってきている。
「生きがい」を求めている、あなたへこのブログは書いています。
生きがいって何?
「生きがいって何?」と聞かれてあなたはなんと答えますか。多くの方は仕事、趣味、家庭、子供と答えるのではないでしょうか。
いろんなアンケートデータが見つかりますが、ある調査所さんのサイトをリンクいたします。
あなたの生きがいと比較してどうでしょう。
「生きがい」の語彙から見てみます。
「生きるはりあい。生きていてよかったと思えるようなこと」
広辞苑
生きがいの「がい」は「甲斐」の漢字が当てはまり、行動したことの結果として効果、してみただけの価値という意味となっています。
日常で生きがいを感じる時ってどんな時でしょう。
男女ではっきりと違いが出ているのが興味深いです。
男性では4割以上の方が仕事と回答しています。女性は半分近くの方が孫や家族との団らんを上げています。男性も孫・家族との団らんを上げた方が4割近くいます。
仕事も孫、家族との団らんも人とのかかわりが欠かせないものです。このアンケート結果からも「生きがい」には人との関係が大いに関与していること伺えます。
一人でも生きがいを感じるものもあります。趣味や旅行などは一人でもできますからね。
いろんなものに生きがいを感じますが、人との関わりの中で生きがいを感じることが多いことに気づきます。
生きがいは主観的なもので100人いれば100通りの考えがあるのだと思います。
生きがいを持つために必要な考え方
退職とは独立
50代も後半に差し掛かろうという時、あと数年で定年という時期には未来を考えざるを得ない時がやってきます。未来は漠然といました。しかし、このまま漠然でいいんか?と考えることが多くなると思っています。
会社の中の方針に沿って行動し出世や意欲を高めたきたいままでの自分の人生。その会社というものがなくなった時に、自分はどうすればいいのか。もちろん経済的に苦しいことはあるが、金銭だけの問題に留まらない。
経済、人間関係、地位、名誉など仕事によって得られてきた人にとって会社を離れることで多くを喪失することになる時期、それが退職です。
退職によって「時間、余裕、自由」など・・・は無限に手に入ることになります。この自由というものが自分を苦しめることになります。
それは有り余る時間、自由を自分自身で決めるという生活が思ったよりも難しいことに直面することになる。
仕事をしていた時は、その仕事が日々の時間を決めていた。
例えば、朝起きる時間、昼食、夕食を摂る時間、寝る時間、休暇を取る時間、趣味を実行する時間もすべて仕事を中心に動いているし、勤務先の勤務時間を中心に動いてきてました。
その生活を社会人になる22歳くらいから60歳くらいまで過ごした場合、30数年以上はその生き方をしてきたことに気づく。
その勤務先から解放された途端、朝起きる時間、夜寝る時間、含め何をするのも決めるのは自分となります。
どうなるか、想像つきますか?
自分のリズムを作り出す
リズム。それは生活のパターンを作り出す。
何時に起きて、顔を洗い、そして〇〇をして・・・。のようにルーティンといってもいい。
自分で作らないと何時までも寝てしまい、一日が締まりないものになりかねない。
自分をコントロールする。マネジメントすることが必要になる。自分がやらないと誰もしてくれない。奥さんのがいる場合、奥さんまたはその子供たちに言われることになる。
私は朝、必ずやっていることがあります。
モーニングページです。朝ある程度のルーティンをやった後、ノートを開き手書きで思いつくままペンを動かします。書いている内容は、ワクワクドキドキすることを綴ります。
例えば、「今日のワクドキは、映画を観る。ワクワクする😙」また「お昼は〇〇カフェで食事をし、Aさんと会う」、「新刊本を読み進める楽しみを発見した」などと嬉しいことやこれから期待できることを書き進めます。
大切なことは言葉の頭に、必ず今日のワクドキは◯◯と書き進めること。
冒頭にワクドキと書くとマイナス的な言葉は書きずらいものです。
嬉しくなること楽しくなることを必ず書くんです。反省などは絶対に書かない。昨日のことを書きたくなったら昨日ワクドキした◯◯は・・・・と。
楽しく感じてなくても楽しみだ、と書きます。それが大事です。
他には、こんなこともしたい、あそこに行きたなあ、などとやってみたいことをどんどん書いていきます。
気が付くと1ページびっしり書いてしまいます。
このモーニングページはこの本より学びました。
まとめ
”生きがい”難しく考える前に、自分は何をしているときにワクドキする?と自分に問うた方がいい。
ワクドキすること、それこそが生きがいではないかと私は思うのです。
モノを集める、お金を集めるなど物理的なモノを増やすことがワクドキであったりする場合もあるだろうし、自分の様々なスキルを上げることにワクドキする場合もある。
人が喜ぶ顔を見たいということでもいい。それが何かを見出すこと。それが”生きがい”として生きていく張り合いになるものと私は信じています。