おいしさを感じる脳

おいしさを感じる

食事を楽しんでますか。

毎食の食事を義務のようにして、食べ物を口へ運ぶのではなく「これおいしいね」と感じながら食べることが体に心に良いということ本ブログは書いています。

腹へったから食べるんだ!という動物の本能に生きることも大切ですが、人間に与えられた食事の楽しみ方を感じて食べた方がいいよ、といいたい。

食えれば!いいという方へ。

さて

学者さんによると動物実験から「おいしさ」を感じるのは脳の中の大脳辺縁系や中脳に属する部分と考えられているようです。

おいしいってなんだ!

美味しさって

例えば、量をたくさん食べるからを美味しいと判定する方法

でもよくよく考えると場合によってや人によって一概には言えないと思うこともある。

人はおいしさを五感を使って感じているといいます。

五感とは、視覚、嗅覚、触覚、嗅覚、味覚、聴覚

この中でなんと味覚が占める割合が少ないという話

信じられますか?

食べ物をみた時においしそうと感じる色合い

口に入れて咀嚼している時のシャキシャキという音

焼きたてや香ばしいと感じる匂い

その他に食事するときの自分の体調、

また

食べる場所

などなど、さまざまな環境がおいしさには影響を与えいますよね。

つまり、おいしさとは食べもの中だけにあるんではないのがよくわかります。

おいしさに影響を与えるもの

食べる人の体調やストレス具合

おいしいけど、もういいやとなる最初の状態は誰もが感じる満腹な時

これは美味しいものに飽きたという感覚がその原因だろうとされています。

また、ストレスを感じている人は、美味しいものを美味しいと感じる感覚がぼやけるという実験結果もあるようです。

苦いものが苦く感じなかったり、甘いものがいつもより甘く感じられなかったりと。

食べる環境

誰と食事する

食べる時は一人、または人と一緒に食べる

この時に一緒に食べる人と穏やかな気持ちで食事できるかがポイントですね。

一緒に食事する人が誰でもよいわけではなく、気持ちが穏やか、または和やかになれる人といるかによっておいしいと感じるのはよく理解できます。

だって、あまり話をしない人や好きでない人と席を一緒にいて食事しても、気まずい感じで食事を美味しく楽しめないですよね。

食事の場面設定

食べる場所の明るさ、色合い、さらには気温、料理の器なんかもおいしさに影響を与えるようですが実証データらしきものはなさそうです。

感覚ですが、汚い机や薄暗い汚い場所で食事って嫌ですよね。

食べ物に対するワクワク感

これ?なあに、というような食べ物は得体がしれず、おいしいという感覚は後回しでなりがちです。

口には入れづらいけど、勇気をもってパクっとやって「うん、これはうまいけどなんだろう」では本当のおいしさもダウンしているといえますよね。

食べ物は安心安全なものだという前情報がある方がおいしいと感じる感覚は高いだろうと思います。

他人がおいしそうに食べているもの。

人はおいしそうに食べているシーンを見るだけで食べてみたいと考える生き物。

その逆でまずそうにしているものは食べたくない。

よくいわれる口コミ効果も食べたくなります。

でもあまり口コミ効果が高いと期待値が高くなりすぎてがっかりすることもありますけど・・・

食行動パターン

食事

食べ物に善悪をつける

人は食べ物に対しおいしさという評価の別に善悪をつけがちといいます。

それは

ある実験にあったものですが、脂質の多いものは悪いもの。

ビタミン、ミネラルが多いものは良いもの、と大枠で判断しているという実験結果です

さらには同じ栄養成分でも、含まれる量で良し悪しを判断する傾向もあります

今度は人の食行動パターンでその人の印象を形成してしまうこともわかっています。

肉ばかり食べている人は、◯◯な人だとか

◯◯を食べているから▲▲な人ではないかとか

つまり食べているものでその人なりを判断している

食べ物を食べるということは、複雑な感情が絡み合いかなり奥が深いですね

どのように食べる

次は食べ方についてですが、今は「こしょく」ということが課題になっているといいます。

例えば、粉食(うどん、パンなど小麦粉のものばかり食べる)、五食(1日五食)、戸食(戸外で食べる)、コ食(コンビニ食ばかり食べる)の他に次にあげられるものがあります。

孤食

孤食(一人で食べる)孤食の害は大きいと言われています。

小食(少ししか食べない)過度なダイエットが社会問題になっている

個食(家族の中でも個々人が好きなものを食べる)一緒に暮らしているのに自分の好きなものを各々が食べる食卓

固食(好きなものばかり食べる)バランスよくいろんなものを食べるのではなく、自分の好きなものを食べて栄養バランスが偏る問題がある

おいしさがもたらすもの

食べ物を食べておいしいと感じることは人としての感覚を刺激しさまざまなことを理解する行為であるといえます。

そして、感情を動かします。感情を動かすのは、これおいしいけど?何?どうやって作ったの?

または、どこで買ってきたの?

これってこの食べ物と食べるとより美味しいね、などと思考を深めていく

美味しく食べるって

色、音、匂い、口の中で広がる触感、舌、口の中で感じる硬さや柔らかさ、など含め五感のハーモニーを感じることだといいます

笑顔

単に朝昼晩と食事をしてエネルギーや栄養を摂るだけでなく感情をも満たし多くの思考を深めることはまさに生きることだと思います。

元気に生きていく、命を全うするために死ぬまでおいしく感じて食事をすることが体や心の健康を維持するために日常生活を充実して生きていくことが大切だと感じています。

まとめ

食べ物をおいしくいただくことがとても大切なことがわかります

単に腹が減ったから何かを食べるよりも、おいしいと味わいながら食べることが心と体にとってすこぶる良いです。

忙しい環境でも食事の時は、おいしく食事を楽しみたいと改めて思った次第です。

それではまた

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