「健康ダイジ」は心と体の健康を大切にして”生きがい”を持って楽しく生きていくことをコンセプトにした情報を発信していくサイトです。心と体の健康を維持していくことは、楽しく生きていくためには欠かせません。人生が100年という時代にあってどのようにしたら楽しく毎日を過ごすかのヒントになればと思っております。
本ブログは勤め先での定年までのを残り期間が5〜10年後に控えた”あなた”のために書いています。
この年代は概ね55歳くらいと思っております。仕事を始めた20代から数え三十五年、一生懸命生きてきたあなたがこれから先の人生をいかに楽しく生きていけばいいのかの指針になればと思っております。
心と体が健康であるために、”生きがい”を持って生きていく。
”生きがい”を持っているとは具体的に何なのか。本ブログは”生きがい”について書いています
広辞苑によると”生きがい”とは、「生きる張り合い、生きていてよかったと思えるようなこと」と述べられている。
また、”生きがい”の「がい」は漢字の「甲斐」。
この意味は、「行動の結果の効き目、効果、してみるだけの値打ち」のこと。
ここで、2つの心理学者の話を述べていきます。
彼は有名な5段階の「欲求の階層論」を唱えた学者です。
図は有名な5段階説です
一番下の生理的欲求とは、生きるため必要なものを欲する要求をしめす。食べ物や寝ること、生殖活動、などなど。
下から二番目の安全の欲求は、自分の身を守ろうとする欲求です
三番目は所属と愛の欲求、これは人はどこかに団体や組織、グループ、コミュニティ、家族などに所属したい、愛されたいという欲求のこと。
四番目は承認の欲求、これは認められたいという欲求です。
現在ではSNSの「いいね」を求める行動がとても分かりやすいです。この承認の欲求はとどまるところを知らずで、「もっと、もっと」と求める傾向があるので危険な面があります。
最後は、自己実現の要求、自分が自分であろうとすること、自分の求めることを実現しようとする欲求です。
神谷美恵子さんとはどのような方か、ご存じでしょうか
精神科医としてハンセン病の療養施設でさまざまな治療体験をもとに「生きがい」について考察を深めた方です。
「生きがい」の考え方にも多くの要素があることを語っています。
生きがいとして「対象」となるものを指す場合や、生きがいに感じるような精神状態、または満足感などの感情面として感じる「生きがい」など、人によっては「生きがい」には多様性があると語っています。
私はこの方の考えに納得するのは「やりたいからやる」という自発性をもっているという考えです。
このことが一番 大切だと私は考えています。
人からの命令や指示などではなく自分が自らの意思でやりたいと思うことに対して「生きがい」を見出す。このことを私は大切にしていきたいと思っています。
私が所属する団体の健康・生きがい開発財団という一般社団法人があります。
ここでは「人間関係を元に「生きがい」を論じています。
これは行動や思考の根拠を自分自身の中に求めるというもので、生きがいの対象は自分自身を指しています。
自分の自己成長を促すためにすることで、音楽の腕を上げたい、料理を上手になりたい。陶芸の腕を上げたいなど。
あくまで自分自身のために生きがい感を感じるもの、を示します。
私とあなたという関係で、人と自分との関係性を重視して生きがいを見出す場合をいいます。
対象は家族や友人、知人などを示し人数が2人に限ったことではなく人とのつながりに対しての行動に生きがいを見出すこということ、サークルに集まる、家族の仲がいい、趣味仲間との交流が楽しいなどです。
これは他人との関係の中に見出す「生きがい」で、二人称との違いは、地域などの大勢多数を示します。
地域貢献や社会貢献、福祉活動などの人の世話をするなどを指す「生きがい」です。
あなたは答えられますか。
健康でいることだろう、という答えが聞こえてきそうです😁
WHO(世界保健機関)が健康という定義を発表しています
健康とは、病気ではないとか弱っていないといことではなく、肉体的にも精神的にも社会的にも、すべてがみたされた状態」
世界保健機関
健康とは自分自身の体に異常がないとか、病気でないということだけではなく、人の社会とのつながりがあっての健康ということを私はお伝えをしたい。そのうえで「生きがい」と密接につながってくるもとの考えます。
定年後の長い人生が待っている。
あなたと社会のつながりは、今は会社というものがあるからいいが、その後を念頭に置いているだろうか。
その時はその時さ!という声を上げる人が少なくないのではないか。
でも実際、その時を迎えた多くの人は悩み苦しみメンタルを悪くしている。
人には役割が必要であり、自分を価値あるものに評価してもらいたいと願う生き物だ
男女とも役割を持たなくなった人は発症リスクが高くなっているのが顕著だ。特に男性は女性より多くなっている。
心理学者のマズローも神谷美恵子さんも論じているように、人という生き物は何かの所属を求め、そこでの承認、または役割の担い手としていることが「生きがい」と感じることが多く、それはメンタルにも好影響を与えていると言わざるを得ない。
定年後の「生きがい」を見つけ出していくことが今後の重要なポイントになるだろう。
それは健康に生きていくことが大前提。
そして、2025年には「高年齢者雇用安定法」によりすべての企業が定年を65歳にすることが義務化される。しかし、寿命が年々伸びている中、寿命が100年という時期までは35年もの長い歳月をどのように生きていくかを一人一人が考えていかなくてはいけない時代になっている。