リフレーミングはあなたの感情や行動を変える

リフレ―ミング

リフレーミングって聞いたことありますか。

リフレーミングとは「re」と言う言葉と「frame」という言葉の合体です。

「re」とはもう一度、再びの意味で、「freme」とは枠組みのこと。

合体させて「ものの見方を変えてみましょう」という意味です。このブログはあなたの感情や行動を変えるリフレ―ミングについて書いています。

「リフレ―ミング」って何だろう?

リフレーミング

モノの見方を変えるというのは、具体的にはどうするの?って思いませんか。

見方、考え方を変えるとなると結構、抵抗感があると思うんです。

マイナス的な考え方を急にプラスに変えろと言われてもそう簡単に人ができません。

一番やりやすいのが「言葉」です。

言葉は自分の普段考えていることが、口から発せられて音として口に出してしまっていることが多い。

大人になるまでに培った様々な経験が自分の考え方となり、それが言葉となって出てきています。

つまり、その人の言葉を聞いていると概ね性格がわかってくるというもの。

マイナスな言葉ばかりを使っている人は大方、考え方がマイナスな考え方になっています。

マイナスな感情を持つことを習慣的になってしまっている。

よく耳にするんですが、何か困ったり窮することに出くわすと、すぐに「あー最悪」「もう地獄だわ」とか口走る人がいると思います、私の身近にもいます。

それって何かちょっと負荷がかかるようなことがあるとすぐに最悪、地獄と言葉にしてしまうんですね。

それ以外にも

「嫌だ!嫌だ!」とか、「もう辞めたい!」とか、普段からそんな言葉を使っている人は

どちらかと言うと前向きに生きているとはいえないと思うのです。

そこで、あなたの心の中がマイナス的なマインドでガチガチに固まってしまっているとしたら、その考え方や感情をすぐに変えるといっても変えられるものではありません。

そこで、まずは嘘でもいいし、マイナスでもいいので、言葉だけをプラスにしてみようと言うことなんです。

リフレーミングをやってみよう

リフレーミング

そんな無理だって。


とすぐに反応しないでください。

人って無意識に言葉にしていることって多いので気づかないかもしれませんが、よく思い出してほしいのです。

思っていないことを言葉にしていることって意外にありますよ。

例えば、あまり好きじゃない女の人がいて私のこと好きって聞かれるとき

正直にお前なんて大嫌いとなかなか言いづらくないですか。

少し柔らかめにそんなことないよ、とか。

むちゃくちゃ疲れている時に「疲れていない?」って聞かれて、「あー大丈夫、大丈夫」

って言ってませんか~。

つまり意識せずに脳の中で考えていることとは別のことを言っていること、意外にあると思うんです。

同じようにやってみましょうと言うことなんです。

事例A)落ち込んでる?
いえいえ今から飛び上がる準備なんです

事例B)私は、そんなことできない

難しいだろうけど、やってみるよ。

事例C)自分の性格は大嫌い

自分の性格、良いところいっぱいある

事例D)あ~腹が立つ

燃えてきた~ぞ!!

なんて調子です。

言い換えをすることで見方の変化をだそうということです。


つまり思ってもいないことを言葉にしているうちに自然とその言葉に引き寄せられてくることってあるんですよ。

言葉・行動を自己イメージに一致させようとする

ここでこんな原理があることをご紹介します。

「自己一貫性原理」というものです。これはプレスコット・レッキーという研究者が打ち出した理論で「人は無意識のうちに、自分の言葉と行動を自己イメージと一致させることが道徳的だ」と考えるものというものです。

簡単にいうと言葉に出したことが自分のイメージと違う場合、違和感があるので自分が出した言葉とイメージに合わせようとする欲求が生まれ行動するというものです。

自己イメージが言葉だけで不足すると感じるときは動作や表情を言葉に合わせるも効果が高いです。

例えば、「元気ないの?」と聞かれたときに、実際に元気なくても「ううん、元気だよ」といいながらうつむいて肩を落としていれば、それば言葉とは裏腹に元気なさをノンバーバル(態度)で表現しています。

じゃなくてガッツポーズを取りながら顔を上げて「元気だよ」と言ってみたら、どうでしょう!伝わるイメージも自分自身もなんだか元気が出てくるイメージありませんか。

自己イメージをアップさせるには、言葉、動作、表情を伴いながら行うとガラリと変わります。

日常でリフレーミング

しかし、日常行動の中でリフレーミングしようと思っていてもなかなかできないことって実はあります。

リフレーミング

例えば職場の上司に怒鳴られている時にリフレーミングしようとしたってなかなかできるものではありません。

そんなときには叱られている自分をちょっと上から眺めているような気分で自分を見つめる。つまり、叱られている自分を人の事のように考えるんです。ただ叱っている人が目の前にいるのにポカーンとしちゃだめですよ。

聴く姿勢だけはきちんと保ちつつ自分を自分で眺める客観的に見つめるということが必要なんです

また例えで言うと自分が出演している映画を自分が見てるようなもんです。「あ!自分が𠮟られてる」的な見方です。

その上でリフレーミングしてみたらいいというのです。

リフレーミングをすることによって見方が変わります

見方とは例えばAさんは「元気に大声で話す人」を見て元気いっぱいでよい感じの人だねと感じるのと、比較してBさんが同じ人を見てAさんと同じように感じるとは限りません。

Bさんは声が大きいし何だがうるさい人だ。と思っているとしたらどうでしょう。

同じ人だけど見方が違うとまったく違うものになってしまうのです。

まさに、これです。

自分が普段考える見方から見方を変えるのです。

わかりやすくすると反対に見るのがいい。

でもマイナスな言葉を発してしまった場合どうするか。

いい方法があります「わたしの中の二つの顔」と題する詩があります。

「わたしぬけている/けれでもおおらか」

「わたし気が小さい/けれでもまじめ」

「わたし優柔不断/けれでもやさしい」

「わたしいいかげん/けれでも気さく」

などと「けれでも」を後でつけてリフレーミングするとイメージは変わります。

これによって別の感情が湧きおこりますし行動が変わります。

まとめ

もしあなたが自分を変えたい

生き方を変えたいなど思っているならば、普段話す言葉を注意深く見つめることが大事です

「あ!」またこのセリフを出そうとしてると感じたら、止めるのです。

止められなかったら語尾に「けれども」などの言葉を挟みこんでリフレーミングしてみましょう。

何気なく言葉にしていることを注意していくとが大切です。

続けているときっと言葉ぶりが変わってくるし、行動も変わってきます。

それではまた・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA