口の中のアンチエイジングを放っておくと取り返しがつかない事態になるリスクがある

口腔ケア

アンチエイジングに取り組む、または意識を向けることが高いあなたは健康意識が高い人。でも口の中の取り組みは行っていますか。

そんなあなたに口腔に注意することの大切さを書いたのが本ブログです。

歯は何本ありますか?

成人になった時の歯の本数は何本か知っています?

親知らずも入れて歯はすべて揃うと32本です。でも人によっては親知らずを抜いたりするので28~32本というところでしょうか。

8020運動というものがあります、80歳には20本は歯をもっていましょうというもの。

32本から親知らず左右上下無くしたとして28本。つまり80歳までに無くすのは8本までに抑えましょうということになります。

歯を失うことのリスクとは?何

まずは、食べることの障害になる。簡単な話、食べることが思うようにできなくなることだ。

歯がないと食べたものを咀嚼が不十分になり消化吸収への影響がでるし歯がないと話をするときに発音しずらくなる。

嚙み合わせがうまくいかず顎関節がおかしくなり肩こり、頭痛、腰痛になったりする。

また見た目に老けて見え、歯がないといかにも年をとった感じを見た目で感じるになる。

食後、口の中はどうなる?

そう、誰もが食べカスが残り、細菌が繁殖して虫歯や歯周病になりやすくなりますね。

口の中の食べ物カス

口の中ではがれ落ちた粘膜や食べカスなどが舌の表面にたまり細菌と混ざり合い白い苔のようなものが舌の表面につきます、「舌苔」(ぜったい)というものです。

特に寝てるときは、唾液の分泌が少なくなるので細菌は繁殖しやすくなります。寝る前の歯磨きは念入りにするのがベターです。

虫歯と歯周病 同じでない!

虫歯と歯周病。

歯周病も虫歯と思っていませんか?実は違うんです、何が違うのか。

虫歯と歯周病

虫歯は黒くなってきたり、象牙質や神経にまで菌が到達すると痛みを発生するのでとてもわかりやすい、でも歯周病は歯肉の病気なので、あんまり症状が出てきていません。
じわじわっと歯肉の炎症や顎の骨が溶けるといってますので自覚するような痛みはあまり感じません。

歯周病になっているな~とわかるとすると、出血、歯のぐらつき、口臭がするようになるなどだと思います。昔、「リンゴをかじって血が出ませんか?」という歯磨き粉のCMがあったことを私は思い出します😙(昭和のTVCM)

リンゴをかじると血がでませんか

どっちが怖い?私は歯周病です。

私は40歳半ばでこの菌に感染してしまって歯を失いました。

気づいたときはかなり進行していた。あれから二十数年歯医者さんにお世話になりぱなっしです。

いまは歯周病対策を徹底して、これ以上、歯を失わないように心がけています。

具体的にいうと、半年に1回は歯医者さんより定期健診のお知らせをいただきチェックと歯石除去をお願いしております。半年後に歯磨きの状況のテストを受けている感覚です。

歯の定期健診

歯科疾患実態調査よると
45歳から54歳の人で4mm以上の歯周病ポケットのある人は49.5%というデータがあります。なんと!半分の人は歯周病の初期段階といいます。

放っておくと確実に入れ歯のお世話にならざるを得ない状況になります。

歯を失う人は60歳台から急上昇しているとデータは物語っています。

歯周病は他の病へ関連する

これが怖いお話です。歯の病気だけに留まらず血流にのり他の箇所の病気を引き起こしかねないという。

歯周病菌が血管の内膜へ入り込んでいくと、免疫細胞が集まってきて、歯周病菌をやっつけようとします。さらに壊された細胞の修復にかかります。

その結果

免疫細胞の死がいやコレステロールなどが血管の壁の中にたまり、こぶになってしまいます。

このこぶをアテロームといいますが、血栓になってしまいます。これが原因で動脈硬化を引き起こす。

歯周病菌は免疫細胞に入り込み、その中で生き残るチカラがあって、免疫細胞を乗り物にして体の中を移動していくと考えられているようです。

さらに、歯周炎を起こしていると炎症物質が血液中に増えてインスリンの働きを妨害し血糖値に影響を与え糖尿病への影響が認知されています。

もっと怖いのは、慢性歯周炎の方はアルツハイマー認知症になる発症リスクが1.7倍高くなるという調査結果も出ています。

まとめ

自分の口の中のケアを気にする、毎日の歯磨きは習慣化している方も多いと思いますが、歯のケアは定期的にするのがポイント。


年に一度の健康診断ならぬ半年に一度の歯の点検日がかなり有効だと私は思います。かかりつけの歯医者さんは必要不可欠な存在です😙

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