自分を”動かす”にはノウハウがあった!

自分を動かす

自分を動かす、自分がこうしたいああしたいという欲望や目標を持つことは大事なこと。

持った欲望や目標を達成させることを成功という言葉で表現する。その成功には自分自身が動くことが必須条件になります。そのためには”やるぞ”という気持ちだけではなかなか思うようになりません。

自分を”動かす”ためのノウハウ、技術が必要だということが世の成功した人たちが提唱しています。

ここにはITの技術もなにも関係ありません。時代が変わっても同じノウハウが生きていると言っても過言ではないでしょう。

今回は私が昭和の終わりごろに愛読していた本「強く念じよ!すべては実現する」謝世輝著の内容からご紹介させていただきます。

熱情(パッション)を持つ

簡単にいうと熱意のことです。

なんだ~と多くの方は思いますよね。自分自身は熱意はあると思っているといる方も少ないないと思います。

その熱意どこまで続いていますか。

熱は放っておくと冷めるのです。

鉄も熱く熱せられている時は熱さを持続します。しかし、火を落とすとアッという間に冷えていきます。人の心も同じです、火をともし続けることが熱を保持するにはとっても大事なことです。

ではどうやってその火を落とさずに毎日を過ごしていき成功にこぎつけるか。そこが一番難しい部分だと思います。

高い熱情を持ったその時、その瞬間から人は心の底に否定の思いが沸き上がります。

「ほんとにできるのか」「私の今の状況では難しいかも」「そんな余裕はない」などと”できない”という自分の考えた目標への熱情をたちどころに冷ます潜在意識が目を覚まします。

過去の偉人や著名人で成功を実現した人は必ずしも恵まれた環境だったという人は少ないと思います。どちらかというと大変苦しい環境や状況で育ち貧困の極みだったり、何らかの障害を背負っていたり、絶望の淵をさまよった方が熱情をもってして成功をなし遂げたという人が多いのは事実ではないでしょうか。

「道半ばで苦しいからといって諦めないぞ」という熱情を持った人は必ず成功という甘い実は実るのです。

どこまで頑張れば?と誰もが聞きたくなることですが、その成功のタイミングはいつかはわかりません。成功するときは不思議と訪れるといいます。

人生は苦の連続です、苦しいことが次々とやってくるものです。アメリカの鉄鋼王と知られたアンドリュー・カーネギーはこう語っています「人間は毅然として、現実の運命に耐えていくべきだ。そこに一切の真理が潜んでいる」と。

このカーネギーさんのような思いで耐えていくば、確実に運命は好転していくといいます。

少し楽になったからといってその状況に安住しないことが大事だといいます、少しづつでもいいので前進することです。

前進するにあたり大切になことがあります。それは常識にとらわれないことです。常識という枠に自分を委ねていると自分の可能性を十分に発揮できません。常識の言葉のもとに第三者から、あなたの行動は否定されるかもしれません、しかし耳を傾けてはいけないのです。

常識の枠に収まっている限りあなたが成功するのは難しいのです。

あなたが掲げた目標は必ず成功すると強く信じることです。

それが信じられないから悩んでいるというあなたは次の項目をぜひ読んでいただきたいです。

信念を持つ

信念を持つことがポイントになります。信念ってどうやって持つか?

力強く想念することに尽きます。

力強くとは具体的にいうと考える時間が長いということ。絶えず考えることです思うことです。

1日24時間なら、24時間寝ても覚めても夢にまでも考える、思うことです。

そんなに考え思い続けるとノイローゼになっちゃうよ!と考えないでください。

ノイローゼなんてなったらなった時に考える。絶対に思い続けると決意をすることです。

四文字熟語で表現すると「不撓不屈(ふとうふくつ)」の精神を持つことにあります。

信念の根になるものは自信です。

アメリカの百貨店で大成功をおさめたジョン・ワナメーカーの言葉として、「自信、自信、自信、これが資本だ」という言葉があります。どんな難関にであっても必ず突破できるという自信を持つこと、そこには根拠はなくていいのです、突破できるとバカのように信じることなんです。

人のために尽くす

成功するには熱情、信念そして愛を持つことも忘れていけません。成功したいがために人を顧みない。他人を騙そうが苦しませようがお構いなしで突き進むという人間にはなってはいけません。

世の中の成功とは愛があって人へ尽くすことが宇宙の不思議な力に結びつくとしてしています。

人の心は「他人のために」献身的に努力している時に理想的な働きをすると良い遺伝子のスイッチがオンになると遺伝子工学を研究した故村上和雄氏も述べています。

またブッタの教えの中にも因果応報というものがあります。良い種まきをしたらよい実が実のです。悪い種を撒けば、その悪い種が悪い実となって自分に降りかかってくるのです。

諦めはあらゆるものの敵

仏教では人生皆苦というほど苦しいことが次々を起こります。

一難去ってまた一難などということはざらにあります。どうして自分ばかりにこんな不幸がやってくるんだということもあります。

成功するとは「成功障害物レース」に参加しているようなもので、一つ越えればさらにもう一つあって、その向こうにゴールがあるかもしれないのです。

一つ一つ障害物を飛び越え乗り越えていくしかないのです。もうやめたと途中でレースを下りた時点であなたの目標は未達成という結果で終わります。

よし超えたぞ!さらに超えたぞ!と超えていくことこそが成功の法則に他ならないのです。

行動計画を建てる

今の自分がどこに立っており、どこへ行きたいのか。自分のことをまずは理解することが重要です。あなたにとって大切な立てた目標を成功させるための計画を段階を追って実験していくことです。漫然と目標を見つめていても成功などはしません。

熱情、信念、愛があっても前へ進むことがない限りは成功はしないのです。

前へ進むには計画を建てて自分がどこまで来たか、計画通りに進んでいるかをチェックする必要があります。

まとめ

自分を動かす方法を3点

1.成功は心構えの産物であることを知る

2.成功は情熱の産物であることを知る

3.具体的な計画を立てることを知る

わき出てくるマイナス的意識を排除する

人は保守的な動物です、自分を危険にさらすようなことは避けようとする意識が働きます。体、心も新しいリスクから保護しようと脳は否定的感情をわき出させます。

それに惑わされないように良書を読む、目標を書いたものを目につくところに貼っておき見る。書いたものを読み上げ目に耳に響かせる、等の工夫が必要です。

「断じて行う」と決意を固めることを怠らないことです。

現在では「あきらめる」ことや「目標をもたなくてもよい」という意見を出す人たちもいますが、そこに同調する人はそれでいい。しかし、違うぞ!というあなたにこの本の力強い内容をご紹介いたしました。

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