90歳になる母がおります。
2023年春4月までは元気でゲラゲラと笑う母でした。
そう脳梗塞を起こすまでは・・・
5月に入ってすぐに入所している施設からの夜中に電話があり、
母が救急車で病院へ搬送されたと連絡が入った。
「えっ!」と叫んでしまった
ほんの数日前までがゲラゲラと笑う母の姿しかなかったからだ
夜間緊急なのでなかなか全容が判明しなかった
2時間程度の後、ようやく医者と面かい
第一声は「脳梗塞」です、でした。
入院して一か月
新型コロナのこともあって病院では面会は
できないまま退院し
普段の施設の戻りました。
施設に戻って
母と面会が許された
あって愕然とした
別人のように表情がなくなっていた
ショックは大きく
人生の終末期を感じざるを
得なかった
施設に戻り一か月が経過し
久しぶりに母に面会を申し入れた
そこにいる母の表情はショックを受けた時より
緩和され笑う表情もありホッとした反面
会話が成り立たない
私のことを理解していないのが
見て取れる
かなり認知が進んでいるのを感じた
そんな母の姿を見て感じることは
あの優しい母との会話は戻らないのかもしれない。
同時に人生とはこのように老いていくんだなと
つくづく感じたのです。
この母の姿は己の未来の様子だと思う。
できるだけピンピンコロリとこの世を去りたいと
誰もが思うことだと思うけど、
そうはいかないのも現実なのだと。
人は一人で生まれ
一人で死んでいく
親や兄弟、親戚、友達も一緒に次の世へ行くわけではないし
一緒に生まれてくるわけではない
魂というものがあると思う
魂は器である肉体に分かれを告げ旅立つのだと
感じています
・