男のお一人様の心境とはどんなもの。

結婚していても夫婦お互いが仕事をしてるとなかなか時間を合わせられないものです。それが長く続くとだんだん当たり前になってきてしまいます。

そして、夫婦二人で行動することはほとんどなくなります、それが数十年続き、解消することがないまま現世をさるのではないのではと思います。

お一人様になってない夫婦でも高齢になり、デイケア、などの介護施設のお世話になってしまうと旅立ちの日まで一緒に暮らすことも無くなったりするのではないでしょうか。

夫婦にもいろいろありますから一概にはいえないとは思うのですが、私自身、また、すでに旅立った両親をみていて経験から、このように感じます。

団塊世代の夫婦は男優先社会で生きてきてますから、奥様は少し後をついていくというスタイルが一般的ではないでしょうか。

旦那の後をいそいそとついていく。散歩も、銭湯へ行くのも、私の勝手な想像かもしれませんけど。

それでいて男は妻がどこかへ出かけるときは、濡れ落ち葉のようについていく。または、勝手にお出かけすることに不満を漏らしたりすることもあるのではないでしょうか。

妻が行きたいところへついて行って買い物で品定めしている時間って私はつまらないんです。

それは妻が、私のしたいことについてきても同じことだと思うんです。

だから、誘いもしない、誘われない。

つまりはお一人様になる。いやいや妻の方はお友達となので、お一人様ではなく数人グループとなりおしゃべりに花が咲き誇りカフェでもファミレスでも5時間は平気でおしゃべりが続いているようですが。

私は誰かに声をかけても二人。コーヒーを飲んでも2時間もすれば話のネタも切れて、「それじゃーまたな」となる。

食事で外食店舗に入っても、食べるのが早いせいか、料理が運ばれて15分もすれば手持ち憮たさ。

店舗に雑誌があればいいのですが、なければスマホで時間を費やす。

食事に入る場所も限られてしまう。おしゃれな所より全国チェーンの店舗に絞ってしまう自分がいます。

全国チェーンのお店には安心感があるからですね。

60歳まではおしゃれなカフェにも一人で入ることに抵抗がありませんでしたが、あれから3年以上が過ぎてこの頃は勝手に抵抗感が強くしておしゃれなお店に入れなくなってしまっています。

マイナス面がこのようにあるが、プラス面は好きな所へ好きな時に、好きなだけの時間をかけていられます。

歩き続けようが、バスに乗ろうが自販機で一人コーヒーしてもいい。自由です!

誰にも干渉されずに行きたい方向へ行ける。

この自由を手に入れてしまうと堪らない。

ただ自由とは副作用があります。狭い自由になってしまいかねません。視野を広く持たないと狭い範囲での行動になります。いつも同じ場所にしか行かなくなるリスクもあります。

情報を入手すること、腰を落ち着かせず行動を軽やかにすることがダイジだと思います。

ほんの1歩1歩右足左足を動かしていくうちに前へ進んでいきます。

「自分を少し遊ばせよう」

効率や成果を求める、評価を求める生き方ではなく、自分が楽しむことを生きる糧にしてもいいんです。

お一人様を楽しむ練習をしましょう。

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