騙されない!と思っていると危険 最近の詐欺の手口

本日は弁護士が講師としての「ふりこめ詐欺の実情と対策」という講演を聞いてきました。

新聞、TVでのよく報道される詐欺ニュース。

高齢者が500万円、1000万円騙されたというニュースがあります。金額を聞いてなんでそんなにお金もっているの?と騙されたことよりも、その金額に驚くことありませんか。

詐欺手口

現在の詐欺手口のベストはなにか(令和5年度 警察庁データより

令和5年度の被害総額は約450億円といいます、驚く金額です。

最近の傾向

最近の詐欺手口ではさらに被害額が伸びてきているようです。

その被害総額を伸ばしているのがロマンス詐欺、投資詐欺の2つの手口のようです。

令和6年の1~6月まででなんと!500億円だそうです。他の手口をはるかに超えてきています。それだけ異性に甘い誘惑をかけられてお金を騙される、またお金が儲かるという話に騙される人が多いことか。

ロマンス詐欺事例動画

警察庁が作成した事例動画です、ぜひ参考にしてください。

あまい声にお金の話が出たら注意です、いや注意じゃなくて、それは詐欺です。

投資事例動画

被害の状況はあくまでも警察庁に被害届があったものですので、騙されたことを家族にも警察にもいえないでいる人も少なくはないのではないかと思われているようです。

被害にあっている人たち

詐欺手口の合計で見ても女性が56%と半数をこえています。電話に出るのが女性が多いからかもしれませんが。

被害にあわないために

被害の多くは電話、LINEが多いようです。

特にロマンス詐欺、投資詐欺はLINE、facebookなどが多いようです。

でも家にかかってくる1本の電話が人生を狂わしかねません。

電話への対応は警察署は漫画を用意していました。

ぜひ参考にしてください。

自分は騙されないぞと思っている人がほとんどなのに騙されます。

それだけ犯人は巧妙に人間の心理をつかんで騙しにかかります。

肝心なのは「お金」を振り込め、とか還付されるとか、お金の話が出た瞬間に詐欺だと思った方がいいです。

SNSでも有名人の名をかたる宣伝とか

「10万円を1000万円になる」「あの〇〇さんが教える投資の秘訣」とかそんなうまい話しは100%ありません。そんな話になると有無も言わず電話を切りましょう。

丁寧な話し方や礼儀正しくする必要はありません、黙って受話器を置きましょう。そして電源を抜きましょう。

スマホの場合は迷惑電話登録にする。メールも拒否登録にするなどの対策を取ってください。

まとめ

最近は銀行でも振込口座が不足してきているようで、振込先口座をつかんでいる人へあえて振込して、間違えたので返送しろという詐欺も増えているようです。

還付金詐欺では還付するので振込しますと言いながらATMの前に行かせ、電話で振り込みを押してくださいといい振込をさせる、電話で残高を確認するために一番最初の数字は何ですか?と聞いて「1」と聴けば100万円単位として振込させる額を999,690円などといいほぼ全額に近い額をだまし取るようです。その時点でATMで操作している人は騙されていることに気づいていません。

だからATMで電話をしながらATM操作をしている場合は詐欺を疑った方がいいです。

騙す人は、徹底的に人を騙す技を磨いています。メールでもほんとのヤマト運輸、Amazon、または企業のように装ってきます。そのメールからの手続きは絶対にしないいでください。

直接、対象企業のサイトで確認をして何らかの操作をするようにしてください。

みなさん、お互いに注意して生活しましょう。

何かあった場合の警察への連絡は

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