他人の成功ストーリーや幸せそうな話を聞いた時、あなたはどんな気持ちになりますか?
なんであの人が・・・
なんかズルしたんじゃないの?などと考えたり思ったりしてませんか。
人には妬み、嫉みが誰にも備わった煩悩があります。仏教ではそれを嫉妬という言葉で表現されています。
その煩悩があなたの心をソワソワ、イライラとさせてしまいます。
どうして人と比較してしまうのでしょうか。
比較するということは何かを基準にして、そのあることが基準を上回っていたら優れている、下回っていたらダメだと決めつけているんだと思います、
ではその基準を作っているのは誰なんでしょう?
それは他人の基準です。その基準が今のあなたより低いとあなたは優れている。基準が高いと自分はダメだ、と感じてしまうでしょう。
例えば、どんな種目でも構わないのですがオリンピック選手とあなたは比較しますか?
そもそもオリンピック選手の基準を自分に当てはめて比較はしないでしょう。
比較対象者はあなたに近い人、友人や同僚、先輩または兄弟になると思うんです。
比較してしまうのはあなたの習慣です。
習慣は昨日今日できたものではありません。長い時間をかけてあなた自身が培ってしまったものなんです。
それを打ち破るには新しい習慣を作り上げることが大事だと思います。
人間は一人ひとりが違うようになってます。誰一人として同じではないんです。あなたは地球に80億人いる中の唯一無二の一人なんです。
自分一人の時間を毎日作りだして最低三週間は続けることが大事です。
但し、新しい習慣を作り出すのに障害になることがあります。それは努力することです。
意志を持って克服しようとしても、多分無理です。
意志よりもイメージ(想像力)することが重要です。
こうしたいという目標を持って、それをイメージするんです。頑張ろうなどと思っては多分に失敗します。
目標を達成している自分をイメージするんです。補助的に画像を作ってポスターのように貼るのは効果的です。
いつもいつも目に焼き付けるんです。
イメージする時は、達成したぞ、やったぞと楽しい気持ちになってしまうことなんです。
つまり、俗にいう暗示力を高めることなんです。自分に暗示をかけてしまうことがあなたの習慣を変えていきます。
他人がうまくいった.成功したと聞いた時は心から祝福を表します。
自分とは比較をすることを手放すんです。そして、あなたはあなたのやりたいことを考え行動に移すことだと思うんです。